仕事が出来る出来ない

 

仕事の出来るエンジニアと、出来ないエンジニアの違いはなんでしょうか。
それは生産性が高いことである、と多くの人が言います。
確かに生産性の高いエンジニアの場合、仕事の出来ないエンジニアに比べるとその仕事の出来方が大きく違ってきます。

同じ時間を費やしていても、生産性の高いエンジニアの場合、仕事の出来ないエンジニアの5倍から10倍違ってくるそうです。
これは経営者や管理職の立場にある人が成果を見ていますので、おおよそ間違いではないように思います。

企業としては生産性の高いエンジニアを雇用すれば、その分利益が上がります。
企業にとって、とても大切な人材だといえるでしょう。
ですが、生産性の低いエンジニアはどうでしょうか。
企業にとって利益をもたらす存在ではありませんから、扱いもおのずと分かってしまいそうです。

ここで気を付けなくてはいけないポイントとして、生産性の低いエンジニアの多くが、自分の欠点について気づいていないことです。
自分は真面目に一生懸命仕事をしているのだから、仕事が遅いといわれても納得が出来ないのです。
ですからいくら生産性を上げようと、仕事を早く進めるように促しても結果には結び付かないことが多いのです。

経営者や管理職の立場にある人は、どのようにしてエンジニアの生産性を高めていくことが出来るのでしょうか。
まず、エンジニアには得手不得手がありますので、見極めることが大切かと思います。
特に生産性の低いエンジニアに、不得手な仕事を与えても、時間ばかりがかかって生産性としてはますます低くなります。

どうしても生産性の高い、出来るエンジニアに仕事が偏りがちになりますが、そこは給料などの面でフォローすることで協力を得られるのではないでしょうか。
働いているのは機械ではなく人間なので、それぞれの特性などを見極めて、仕事を割り振るようにすることで、効率よく生産性を上げることが出来ると思います。